当院の身体の検査「筋肉反射テスト」について

「筋肉反射テスト」って何?

シンプルに言うと、筋肉の弾力をチェックして病気や様々な症状の原因を調べるテストです。
 
人間の体は、有害な刺激を与えられたり、異常箇所に触れられたりすると筋肉が緩み弱まります。
 
例えば、人は極度に驚いたり怖い目に遭ったりすると、全身の力が抜け、そのばにへたりこんでしまう事があります。いわゆる「腰が抜けた」状態です。
 
これは驚きや恐怖といった異常な感覚刺激が脳を介して全身の筋肉に伝わって起こる現象です。
 
筋肉反射テストはこの現象を利用し、検査者が患者さんの異常部位に触れ、筋肉が緩む様子を調べます。
 
test1

身体の真の声を聴く

筋肉反射テストは、一般の検査で見つけられないような難治性や原因不明の症状の解明に特に力を発揮します。
 
病気や様々な症状は、その原因が必ずしも症状のあらわれている箇所にあるとは限りません。また原因は一つとも限りません。
 
筋肉反射テストを使うと、身体の様々な声を聴くことが出来ます。
 

  • 身体の正常/異常の検査
  • 症状に対する原因箇所の特定
  • 画像診断では映らない微細骨折
  • 血液検査でカバーしきれない箇所の細菌・ウイルス・種類の判別
  • 腫瘍・がんの有無
  • 身体に適さないもの、悪影響を及ぼすものの特定
    (食品添加物・薬剤・電磁波・ネックレス等の金属類・花粉など)

 
例を示しましょう。
 
難治性の腰痛・五十肩は通常、筋肉や骨格の問題として扱われがちですが、筋肉反射テストで調べてみると、原因のほとんどが腫瘍、微細骨折や細菌・ウイルス感染であることがわかります。
 
微細骨折はレントゲンなど画像診断に映らないケースが多く、細菌・ウイルス感染も血液検査で検出できない箇所の場合、結果に反映しません。
 
こういった難治性の腰痛・五十肩は一般的な医療検査を何回とこなし、その部位のコリや痛みをどれだけほぐしても永遠に治りません。
 
しかし筋肉反射テストなら、病因を正確に示してくれますので、よりよい処置が可能になります。
 

検査の模様

test2筋肉反射テストで用いる検査道具は、検査者の手の親指と人差し指の筋肉、つまり検査者自身が患者さんの異常箇所のテスターとなります。
 
 
 
●正常/異常の検査
身体のどこに異常があるかを調べます。
tst_flow1
 
●原因を探る検査
症状に対して、その原因となる箇所を探り出すテストです
test_flow2
 
●感染症の検査
細菌・ウイルスなどの感染を疑う場合、このようなテストをします。
test_flow3
 

検査そのものも施術です

筋肉反射テストは全身くまなく行います。
 
治療は鍼にして1・2本、時間にして30秒程度です。治療後に再び筋肉反射テストを行い異常反応が消失しましたら終了です。
 
しかし「異常が消えた=完治」というわけではありません。治療しますのは筋肉反射テストが異常を示すレベル、すなわち患者さんご自身の回復力までです。
 
筋肉反射テストで触れられた箇所全てその作用で症状が改善してゆきます。
 
こうして治療を重ねるうちに、患者さんの全身に良い変化が行き渡り、回復力が向上し、徐々に完治に近づいてゆくのです。
 

身体の声は、時として患者さんの自覚症状と異なることがあります

kensa_gazou1人間の身体は非常に精巧に出来ています。それゆえに、一つの症状が何をあらわしているのか、よく見極めなければなりません。
 
例えば筋肉のコリは患者さんにとって苦痛で、異常以外の何物でもありません。しかし関節や背骨のゆがみを正すために生じることもあります。サポーターやコルセットのような役割です、この場合、コリは身体の働きとしては正常であるといえます。
 
このように一つの症状の〔正常/異常〕の判断は、患者さんの自覚症状と異なる場合があります。経験豊かな治療者でも判断が難しいほどです。
 
ところが筋肉反射テストなら、症状の〔正常/異常〕を正しく導き出すことができます。
 
「異常箇所に触れると脳が委縮して筋肉が緩む」という現象を利用し、身体がその症状をどうとらえているか、率直な反応を見ます。患者さんご自身の脳に尋ねるのです。
 
判断の担い手が他人でも自分の主観でもなく、肉体を司る脳そのものなのですから、これほど正確な判断材料はありません。
 

脳もまた声を聴かせてくれます

kebsa_gazou2筋肉反射テストで分かるのは、筋肉や骨・内臓のことばかりではありません。脳のことも観察できます。
 
例えば中年期以降に起こる脳血管障害をテストしますと、幼年期の転倒等による頭部打撲・頭蓋骨の微細骨折、あるいは感染等が原因となっているケースが多くみられます。
 
また、とある症状について筋肉反射テストを行っていると、脳が症状の原因となった出来事を思い出し、症状が活発化したり、今まで無かった症状を発症する場合があります。
 
患者さんによっては、原因となったシーンが明確に記憶に映し出されることもあります。これはいわゆる「好転反応・瞑眩」であり、悪化では無く治療が進行している段階を示すものです。
 
これらの反応につきましては、事前にご説明いたしますので、ご納得の上で受診をお申し出ください。
 
心も身体も、どんな病気にも原因があります。筋肉反射テストは、幾種にも重なった原因と結果の絡まりを解き、正しく処置の道筋を立ててくれます。
 
健やかなることを躊躇することはありません
 
些細なことでもお問い合わせください
 
※参考文献:茂木 昭 (2007) 『生命のささやき』 知道出版